第3回気学入門講座 さつき6号より抜粋
「何年生まれですか」と何気なく聞いても、満何歳というだけでも、おおよそこんな感じの人か、ということがつかめるのが気学です。過去の歴史上の人物も見当がつきます。気学では、その気になって細かく見ようとすると、人を何千通りに分類することが可能ですが、普通は108通り〜500通りに分類して人を見たり使ったりしております。ただし、細かく分類して見なくても、生まれ年(何歳)によるだけの、たった九通りが基本中の基本なので幼い頃はわかりにくくても、ある程度の年齢になると見事にはまっていきます。 他の占法も同様ですが、深く占いにかかわっていくうちに、細かいことに目を奪われ、とかく大きくつかむことを忘れがちになります。気学を学ぶ上での大きくつかむ方法でもある、九通りの見方、今回は、同じように見える人間でも、特に強調されて見える部分を長所、短所として分けてみました。
一白水星の人の長所・短所
一白水星の人と言えば、悩める人の代名詞のようなものでしょう。いつも悩みを抱えているため、悩んでいる人の心がわかるためか、一白の人に悩み事を相談すると真剣に話を聞いてくれる上に、口が固い、という良い面があります。
おとなしく見えても仕切られるのは嫌い、逆に仕切りたいほうです。惜しむらくは、実力以上に人に評価されて人を仕切るようになつても、最後まで仕切れないことです。というのも態度が固く、とても大物に見えるので最初は人に頼もしくおもわれても、実力の足りなさが知れてくると、だんだん弱気になって逃げ腰になってしまうのです。
二黒土星の人の長所・短所
なぜニ黒土星のイメージは、人に従う、ということだと思いますか。それは人によくものを尋ねることが多いからなのです。しかも同じ事を、あの人にも、この人にも、何度も何度もくどいくらいに尋ねるのです。聞く姿が必死なので、つい、聞かれた方も何とかしてあげたい気持ちになって答えます。さらに目上に対してはとても従順で、話を真面目に聞くせいか、目上には好かれます。
ニ黒土星の人の最大の短所というと、人に意見を求めて、ああした方がいい、こうした方がいい、と答えを出してもらっても、その通りにはめったに従わないことです。一体、何のために人にものを尋ねるのでしょう。
三碧木星の人の長所・短所
自分の意のままに動いているのが三碧木星の人です。やりたいことをやって、やりたくないことはやらない。周りから見ると、今、何を求めているのかは手に取るようにわかります。それから、フットワークの良さはたいへんすぐれていますが、長期にわたって何が何でもやり通そう、という根性は少なそう。
協調性に欠けるのが欠点でしょう。人に合わせているようでも、長時間はよほど興味があるもの以外は辛そうですね。ただ他人より自分が優先なので、他人にあまり興味がなく、深入りしないぶん、人と比較することもないのでマイペースに生きられます。さっぱりして見られるのも無理のないことです。
四緑木星の人の長所・短所
人に誘われればホイホイ出かけて、人の輪に入って行く四緑木星の人達。あまり気乗りがしない時でも誘いを断らないので、周りの人達にとっては声をかけやすく、ありがたい存在です。また、協調性にあふれているため、嫌われることはめったにありません。
目線がとても細かいのでいろいろ気がつくことがあっても、ごく限られた範囲にすぎず、小物に見られることもあります。視野の狭いことはわかっていても、人には思われたくないので背伸びすることがありますが、細かいことにこだわっているほうが人から好感を持たれる場合が多いでしょう。金銭感覚はきちんとしていて、任せて安心。
五黄土星の人の長所・短所
五黄土星の人達が燃える時は、本当にすさまじいものがあります。ほとばしる情熱、何が何でも達成したいという意欲、これは人や物や目的など、ありとあらゆるものにむけられます。欲しいものは欲しい、やりたいことはやりたい、いやなことは絶対にいや、といったことを心に秘めながら、狙いを定めていく時の迫力は圧倒されます。
狙ったものに対する根性はたいしたものですが、情熱的過ぎるためか、人となかなか妥協できずに強引さが目に余ることもあります。もう少しお手やわらかに、と言うと、今度は徹底的な手抜きとなってしまいます。つまりほどほどにできないことが短所なのです。
六白金星の人の長所・短所
人が見てようが見ていまいが、やらないことには男がすたる、女がすたる、といった調子の独自路線で突っ走っていきます。もともと自分なりのリズムを持っているため、人と合わせることを嫌うのではなく、合わせられないのです。そのため一匹狼で、人を信じる信じない以前に最初からあてにせず、自分の力を頼りにひとりでやりこなそうとします。
野心を抱く前に、なすべきことや頼まれ事や野暮用に追われ、それらを涼しい顔でやりこなすことに意識と行動を集中させます。実際はそれほどたいしたことをやっていないのに、自身満々、「我こそは」という根拠のないプライドを持つ、軽薄気味の人なのです。
七赤金星の人の長所・短所
話す、話す、話す、最初のおとなしそうなイメージからは想像できないでしょう。いったん口火を切ると、分量の多さで他を圧倒する勢いの七赤金星の人達なのです。話すことは天性のものなのでしょう。ただし口調は決して明るいものではありません。むしろ暗めの話が得意なのです。
そして、ボヤキという独自の表現方法で、たまっているストレスを発散していきます。その時、聞いている周囲は、単なるボヤキを大事に受け取って同情したりします。後からボヤキとわかると、言動の不一致と思われて人として信用を失うこともあります。ボヤかない限りは楽しめる人なのですが。
八白土星の人の長所・短所
命令されるよりするほうが、仕切られるより仕切るほうが肌にあっていて、ピタッとはまる八白土星の人達。八白土星の人に指図されると、周囲の人は無意識に動かされていきます。中身はともかく、重みのある態度が支配者風なので、従わされる周りは意外に楽です。もちろん、中には理不尽を通すことも。
愛想がそれほどよくないので、周囲はなれなれしくはなりません。それでもとても頼もしそうに見えるので、つい頼みごとしたくなるのですが、何でもは引き受けてくれません。特に雑用は嫌います。支配者然のプライドが許さないでしょう。少し横着で回りに雑用を押し付けても平然としがちです。
九紫火星の人の長所・短所
自分の意思表示は、口か態度にしっかり出すのが当たり前と思っているのが九紫火星の人達です。イエスかノーか、好きか、嫌いか、白か黒か・・・あいまいさがないので古来の日本人離れしているかのようにも見えます。なかなかの正直者だというのに、人には好感を持たれたり、またそうでなかったり、と評価が分かれます。
言ってほしくないことまで言ってしまう、という口と態度の加減ができにくい短所を持ちあわせているようです。だから時にはとてもわがまま、気ままに思われたりして、損な性格なのですが、本人は自分の言動に悪びれることなく、自慢気に今日も行きます!
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